おなかを傷つけたくないわたしの、UAEという選択。

2023年1月にUAE(子宮動脈塞栓術)を受けました。

「開腹手術になるでしょう」と言われて

「5cmと2cmの子宮筋腫がありますね。でも閉経までそう長くはないから、経過観察しましょう」

5年前の子宮頸がん検診の時にそう言われ、毎年検診に行く度に大きさを見てもらってはいたものの、コロナ禍で検診をおろそかにしていた昨年の夏のこと。

 

職場の健康診断に向けて、コロナ太りを解消しようとエクササイズを開始したものの、お腹回りに効くエクササイズをどんなにしても、ひっこまない下腹のポッコリ感。

これが中年太りか・・と仰向けにねころんでお腹を触ると妙な違和感。脂肪のくせにやけに硬いし、出っ張っているところが偏っている気がする。

まさか筋腫が大きくなったのでは?と不安がよぎる。

 

検診をおろそかにしていたことを思い出し、仕事が落ち着いたら行こう、生理になったから終わったら行こう、今忙しいから来月行こう。と言っているうちに10月末。

やっと検診に行って、エコーをしてもらうべく仰向けになり、お腹を出した瞬間、

「あら!大きくなってるね。お腹見ただけで分かる」と先生に言われ予感的中。

エコーの結果9.5cmと5cmになっているとのこと。

「これは摘出した方がいいですね。大きさ的に子宮全摘、開腹手術になるでしょう。大きな病院に紹介状を書くので、手術する病院を決めてきてください。」

先生にそう言われショックのまま帰途につく。

 

閉経までもってくれると思っていたのに。しかも開腹なんて。

子宮筋腫 開腹 傷跡」「子宮筋腫 腹腔鏡 傷跡」などで画像検索しては、もう少し小さければ、腹腔鏡でも出来たのか・・と思うと検診を控えたのが悔やまれる。

知人にいろいろ相談してみるがやはりこの大きさでは開腹の人ばかり。

もちろん、誰でも傷が残るのは嫌だと思うが、結婚して10年以上経つ奥様たちと、独身の私とでは、またちょっと違うのではないか、と思う。

もしかしたらこれから結婚するかもしれない私が、おなかに大きな傷をつけるというのは、メンタルにもかなり大きな傷となる。

 

なんとか腹腔鏡で手術してくれそうな病院を探し回っていたところ、UAEに関する情報を見つけました。初めて聞く治療法でしたが、多くの医療機関で前向きに書かれており、保険適用にもなったということで、ある程度の信頼性はあるのかなと感じました。

ただ、もともと調査体質な私。しかも自分の体に関することですから、それからというものUAEについて論文をいくつも読んだり、ガイドラインを調べたり、メリットとそれ以上にデメリットについても調査しました。

そして私はUAEという選択肢を選ぶことにしたのです。

なぜ選ぶことにしたかはまた次回。

 

【本日のポイント】

・検診を控えてはいけないということ。

・治療法は自分でしっかり調べること。